木材造形 在学生メッセージ

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職人という生き方にあこがれて。

瀧本 浩史(香川県立観音寺第一高等学校出身)

正直な話、高校時代、美術の時間はふざけてました。課題に対しても、変なモノをつくってばかり。先生の話は面白くて好きでしたが、おしゃべりばかりしていて、お世辞にもよい生徒とは言えませんでした。そんな僕が美術の道を考え出したのは、高2のとき。そろそろ、進路を考えなければいけない時期でしたが、どうやって決めればいいかも分からず、沖縄へ旅に出たんです。その旅先に、ガラス工房がありました。

そこで働く職人さんたちの動きは、何度も同じ動作を繰り返しているためか、無駄一つなく、とてもなめらか。近づくと「ご飯食ってけよ」と声をかけられました。その開放的な雰囲気は、本当に自分の好きなことをやっている人間だけがもっているものでした。こんな生き方も悪くない。そのとき、そんなことを考えて、モノづくりの世界、職人の世界に憧れるようになりました。

今、大学で専攻しているのは、ガラスコースと木材造形コース。素材のちがいこそありますが、たった一つの素材にこだわりと誇りをもつその姿勢は同じです。ミリ単位にまでこだわって神経を通わせて、ノミをふるう今の自分を高校生の頃の僕が見たら、きっと笑うでしょうね。

これから4年生の終わりまで、ガラスと木材造形のどちらの道を仕事に選んでいくか。じっくり迷って、決めるつもりです。その頃には、僕の動きも少しは沖縄の職人さんのように、スムーズになっているんじゃないかと思います。

作品紹介

知育玩具
かくれんぼのとき、人の感覚は鋭敏になる。
子どもの頃のそんな体験を味わってほしいと考えてつくりました。
動画メッセージ

林の中
生命力のあふれる“森”ではなく、
少しまばらな“林”の雰囲気をガラス素材で表現しました。